No.10

Cinefex日本語版 No.10(2008年9月25日発売)

vol10

アイアンマン(Iron Man)

鋼鉄マスクの男(The man in the Iron Mask)

新生マーベル・スタジオ(Marvel Studios)のデビュー作として「アイナンマン」が選択された。ジョン・ファヴロー(Jon Favreau)が監督を務め、億万長者で兵器設計者であり、アフガニスタンで負傷してテロ集団に拉致される主人公のトニー・スタークを、ロバート・ダウニー・Jrが演じている。実写用のスーツの制作はスタン・ウィストン・スタジオ(Stan・Winston Studio)に依頼し、エフェクト制作はILM、ジ・オルファネージ社(The Orphanage)、ジ・エンバシー社(The Embassy)、ローラ・ビジュアル・エフェクト社、プロローグ社(Prologue)、カフェFX社(CafeFX)などに依頼した。

文=ジョディー・ダンカン(Jody Duncan)/翻訳=太田奈緒美


 

ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)

失われた世界(Lost World)

「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」で、ルーシー・ペベンシー(ジョージ・ヘンリー)はナルニアの王であるライオン、アスランと再会する。監督アンドリュー・アダムソン(Andrew Adamson)は、この新しいナルニアに気骨あるリアリズムを持ち込むため、プラクティカル・クリーチャーを担当するKNB FXグループ、ミニチュア、武器と防具を担当するウェタ・ワークショップ(Weta Workshop)、その他イギリス、ドイツ、ニュージーランドのエフェクト制作会社が総力を結集、監修はVFXスーパーバイザー、ディーン・ライトとウェンディ・ロジャースが担当した。

文=ジョー・フォーダム(Joe Fordham)/翻訳=長尾絵衣子

 

スピード・レーサー(Speed Racer)

小宇宙のフォームラ(Formula for a Universe)

ウォシャウスキー兄弟(Wachowski Brothers)は「マトリックス」シリーズで一緒に取り組んだジョン・ゲーター(John Gaeta)とダン・グラス(Dan Glass)というVFXスーパーバイザーと「スピード・レーサー」のアイデアを練り、2Dカートゥーンの精神を捉えた実写技術を追究した。実際の演技者を撮影した高精細画像を使ってアニメ感を取り入れようと奮闘した。その多くはグリーンバックで撮影されたショットで、デジタル・ドメイン社(Digital Dimail)、BUF、ソニー・ピクチャーズ(Sony Pictures)、イメージワークス(Imageworks)、カフェFX(CafeFX)などが制作したデジタル・アニメーションとの合成テクニックによって実現された。

文=ジョー・フォーダム(Joe Fordham)/翻訳=太田奈緒美

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